Blog 薪ストーブの知恵袋

『薪』の種類により薪ストーブの表情を豊かにする

薪について

About firewood

ストーブに適した薪と薪の燃焼について

木の発熱量は樹種に左右されることは殆どなく、その質量に比例します。一般的に広葉樹は針葉樹に比べて密度が高く、同じ体積・含水率では発熱量が高い為、火持ちが良く重宝されています。また、松などの針葉樹はヤニの発生が多く、煙道内を汚してしまい、煙道火災などのトラブルの原因につながるので、ヤニの少ない樹種の方が薪に適していると言われています。

アンデルセンストーブをご使用する際は、薪の含水率を15~20%まで乾燥させていただくことをお願いしています。

木は燃焼する過程で、内部に含まれている水分を蒸発させながら燃えます。この時、せっかく木の燃焼で得られた熱も、水分の蒸発に費やされてしまいます。充分に乾燥をしていない薪では、ストーブ本来の暖かさをフルに発揮することもできません。また、水分を多く含む薪では多くの煙を出し、ストーブ本体や煙道内にタールを付着させてしまいます。タールは煙道火災を引き起こす原因にもなります。

広葉樹と針葉樹の特徴

種類 長所 短所
広葉樹
  • ・高比重で火持ちが良いため、使用する薪の量が針葉樹と比べて少ないので、薪の保管スペースも針葉樹のそれよりも多く取らなくて済む。
  • ・ほのかな香りを放つ樹種もあるので、リラックスした雰囲気を演出でき、薪ストーブを使った料理に使用すれば香りが料理に付き美味しさを引き立たせます。
  • ・硬くて節の多い樹種は薪作りに苦労する。
  • ・手を加えないと腐ってしまう樹種もある。
針葉樹
  • ・比較的コストが低い。
  • ・柔らかい為、薪作りが楽にできる。
  • ・着火性に優れ、よく燃えるので、焚きつけ材として重宝されている。
  • ・低比重で火持ちが悪いので、燃料消費量が多い、その為、薪の保管スペースも広く取る必要がある。
  • ・特に松はヤニが発生し易く、煙道内を汚してしまい、煙道火災の原因になる。

針葉樹の有効な利用方法

十分乾燥をさせた上、こまめな給気調整管理を行えば、煤の発生量も低減でき、薪としての使用が可能です。その為、用途や目的に合わせ、針葉樹と広葉樹を混ぜて使用したり、焚き付け材として使い分けると良いでしょう。
*定期的な煙突掃除などのメンテナンスも忘れずに。

薪の調達方法

購入する 新宮商行 アンデルセンストーブ輸入元の新宮商行は樹木の専門商社でもあります。四国の広大な山林で育った良質で、安心・安全な薪を提供しています。
薪ストーブ販売店 ストーブを購入したお店であれば搬入まで対応してくれたり、その他の便宜を図ってくれるかも。
薪専門店や燃料店 薪以外に灯油や練炭、炭などを扱っている燃料店や、薪ストーブ用だけでなく、陶芸用などに使う薪も扱っている薪専門店から購入する。
ホームセンター 比較的安価で入手できるが、供給時期にバラつきがあることも。
オンラインショップ 多忙な人向けだが、予め品質の確認をすることができないので、程度はまちまちで送料も割高になる場合もある。
森林組合や営林署 組合によって木材の形態や販売方法も異なる。
自分で入手する 薪作りイベントへの参加 地元で主催される薪造りイベント等に参加。その他、薪ストーブのオーナーズクラブなどの会員になり、薪の入手に関する情報を共有する。
新築工事現場 発生した端材を譲り受ける。
山林地主 山の地主から間伐材等を譲り受ける。
開発関連業者 宅地や別荘地、山林開発によって伐採された木を譲り受ける。
地元役場など 公園の木や街路樹の剪定枝を払い下げて貰う。
果樹園農家 発生した剪定木を譲り受ける。
椎茸のほだ木 栽培業者からほだ木の端材や不要になった丸太を譲り受ける。

薪の保管について

薪の乾燥を促すため、風通しが良く、建物の南側などに位置する、陽が当たる場所に最低でも1~2年積んだ状態で保管すれば、おおよそ適度な含水率になると考えられます。 また、薪棚などを設置する場合は地面からの湿気を防ぐため高床にしたり、雨風や雪による浸水を防ぐためにカバーを掛けたり屋根を用意することをお勧めします。 シーズン中の秋~冬にかけての薪は湿気を吸収する為、使用する数日前より屋内に保管して下さい。

薪割りについて

薪割りをする理由 樹皮で覆われている丸太よりも割られた薪の方が、木口の他に空気にさらされる表面積が大きくなり、早く乾燥するので、薪割りを行います。
木を切る時期 含水率の低い冬の終わりから春の初めがベストです。
伐採された木から薪になるまでの姿 原木
伐採された状態の姿。造成地や森林組合、伐採業者、チップ工場、果樹園などで最も安価で入手できる状態のもの。

丸太
原木を取り扱い易い状態にするため、チェンソーなどで玉切りにされた状態のもの。使用する薪ストーブの長さに合ったものを。


丸太を薪割り機や斧などを用いて割られたもの。
薪のサイズと数え方 太さは大割、中割、小割とがあり、一般的に中割りサイズが流通しています。
原木の長さは180㎝を基準に6、5、4当分にしたサイズの30、36、45cmの3種類が主流です。
アンデルセンストーブ各モデルの最大薪長、若しくは薪ストーブ火室内の幅から5㎝程度差し引いた数値の長さに合わせて選択します。
販売単位は1束(そく、たば)で、直径225㎜(外周:700㎜)の薪を針金でくくったものや、8~10kgの薪をワイヤーや紐で結んで販売されています。

薪以外に燃やしてはいけないもの

接着剤や加圧注入剤などの薬剤が含まれ、有毒ガスを発生する合板、集成材、土台の他に、腐った薪や塩分を含んだ流木など。 建築端材を使用する際、釘が付いている場合があるので、予め抜き取ってから使用して下さい。

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