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なぜ起こる?薪ストーブの煙道火炎

2016-12-06

薪ストーブを誤った方法で焚き続けると、煙道火災を引き起こす可能性があります。煙道火災はいつ起こるか予測が難しいですが、発生する原因は明確です。今回は、薪ストーブが煙道火災を起こす原因と火災を未然に防ぐ方法について考えてみましょう。

煙突内部が1,000℃以上になる煙道火災

煙道火災とは、薪ストーブの煙突の内部に付いてしまったタールに引火し、煙突の内部で猛烈な勢いで燃える現象です。大きな音とともに、時には煙突が真っ赤になって、炎を吹き上げます。

煙道火災が起きると、煙突の内部の温度は1,000℃以上の高熱になることもあるようです。すると、自宅の中に設置した煙突の周りの可燃物に着火してしまい、火事を起こしてしまう可能性があります。

実際に火事や災害の原因になる煙道火災ですが、発生時の大きな音に恐怖を感じる方も多いようです。しかし、日ごろから煙突掃除をマメに行えば対策できるものです。また、煙道火災の原因であるタールの発生を抑えるような薪のくべ方をして、煙道火災を未然に防ぎましょう。

湿った薪を焚くのがタールの主な発生原因

煙道火災の原因となるタールは、薪ストーブの使い方が深く関係しています。では、どのような使い方をしているとタールが溜まってしまうのでしょうか。

まず、湿った薪を焚くとタールが溜まってしまいます。薪ストーブにふさわしい薪の含水率(水を含む割合)は20%以下です。しかし、切り倒したばかりの木の含水率は50%を超えています。このような十分に乾燥していない薪を焚いてしまうと、不完全燃焼を起こしてタールを作り出し、煙突にこびりついてしまうのです。

燃焼効率の面でも湿った薪を焚くのはおすすめできません。水分は蒸発する際に気化熱を奪うため、薪に含まれる水分が多ければ多いほど燃焼しても暖まりにくく、薪ストーブ本来の出力が出ず、部屋が暖まらなくなるからです。よく乾燥した薪を入手するか、自分で薪を作る場合は日当たりと風通しのよい場所に1年以上保管し、しっかり乾燥させましょう。

焚き始めと薪を追加するタイミング。空気の量に注意

低い温度で薪ストーブを使うと、薪は不完全燃焼を起こします。湿った薪を使うことが低温燃焼のひとつですが、原因はそれだけではありません。

焚き始めはなるべく早く炉内温度を上げるように心がけましょう。焚き始めの低温状態は、最も燻りやすい(=タールが発生しやすい)状態です。まずは枝木や細い薪で熾き火を作って炉内を暖め、十分に炉内の炎が燃え上がってきたら、徐々に太い薪をくべます。こうすることで、太い薪の不完全燃焼が避けられるのです。

また、薪を追加するときは熾き火の強さを確認しましょう。熾き火が弱いと薪が燻されて不完全燃焼を起こしてしまい、タールが発生する原因となってしまいます。しっかりした熾き火があれば、多少太めの薪でも燻らずに着火させることができます。

空気の量も重要です。焚き始め、あるいは新たな薪を追加したときは、巡行燃焼時よりも多くの空気が必要になります。稀に、燃費を考えるあまり空気を極端に絞って焚く方がいらっしゃいますが、絞りすぎは禁物です。空気の絞りすぎはタールを発生させ、ストーブのガラスを曇らせるだけでなく、煙突内部のタールを蓄積させる要因になります。

煙道火災が起きたときの対策

煙道火災が起こると、轟音を立てながら炎を吹き上げ、火事を引き起こす危険性もあります。早く消火したいところですが、煙道火災が起きてしまった場合の対策は何をすべきでしょうか。

残念ながら、一度煙道火災が起きたら、送り込む空気量をなくして火が消えるのを待つしかありません。本体から薪を出して消火しようとすると、新鮮な空気が送られてしまい、さらに火災を助長する恐れがあります。また、煙突に水をかけても消火は期待できないです。そればかりか、金属が急に冷やされて割れる危険性もありますので、ストーブや煙突に水をかける行為は絶対に避けましょう。

煙道火災が起きたあとは、煙突内部にいかなる損傷が発生しているかわかりませんので、ストーブ設置店に詳しく点検してもらい、煙突を交換するかどうかなどの判断を仰ぎましょう。

煙突の種類による安全性

安全性に配慮して設計された薪ストーブは、まず煙道火災によって自宅まで火事になることはありません。たとえば、断熱材入りの二重構造の煙突なら外側に熱が伝わらないので、安全だと考えられます。もし煙道火災が起きても、基準通りに設置されていれば、自宅が火事になる可能性はきわめて低いです。

一方、シングル構造の煙突の場合は注意が必要です。コストが低いというメリットはありますが、熱がそのまま外へ伝わってしまいます。木材やカーテンなどの可燃物に熱が伝わってしまい、火事になってしまう可能性があります。そのため、煙道火災による二次火災を防ぐには屋内であっても二重構造の煙突を選ぶのがよいでしょう。

薪ストーブの設置なら信頼のmorso

煙道火災を防ぐ方法は、小まめな煙突の掃除と断熱二重構造の煙突の導入、そして安全性に配慮した薪ストーブの設置であることがおわかりいただけたと思います。つまり、薪ストーブは設置時の施工も丁寧に行う業者を選ぶことが大切です。そこで、デンマーク王室御用達の薪ストーブブランド、morsoをおすすめします。

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